今日はFIREした後の人生は退屈なのか?というテーマで、僕の考えをお話しします。
僕は現在、約1000万円を資産運用している30歳です。
いずれは、お金に縛られる毎日から卒業し、海外で細々とやりたいことをやりたいと考えています。
ですので、当然ですが後述するFIREを僕も当面の目標としています。
僕の生活水準だと2000万円あれば、それを達成できると考えているので、今の資産を倍にするよう米国株と仮想通貨取引と節約生活にて日々努力しています。
FIREとは
さて、早速本題に入りますが、皆さんは「FIRE」という言葉をご存知でしょうか?
「FIRE」とは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取った略語です。
「FI→経済的独立」と「RE→早期退職」から作られています。
つまり「経済的に独立した状態で、早めにリタイアする」
このライフスタイルを啓蒙するムーブメントの総称です。
この生活モデルは、2010年頃から大きな注目を集め、特に20〜40歳くらいのミレニアル世代と呼ばれる人々を中心として人気が高まっています。
近年、退職年齢が引き上げられたり、退職後も希望者は再雇用させる企業が増えていますが、
「長く働きたい」と思う人がいる一方で、「早く仕事を辞めてゆっくりと生活したい」と思う人がいるのもまた事実です。
「FIRE」は仕事にとらわれずに生活したい人が目指す、新しい生き方といえます。
FIRE後の人生は退屈?充実?
さて、冒頭でもお伝えした通り、今日はFIRE後の人生について僕の考えをお話します。
よく聞くのが「FIREした後の人生って暇そうだし、ある程度の年齢までは普通に働いてた方が充実してると思う」
といったものです。
「FIREした人生は退屈」とする考えです。
はたして本当にそうでしょうか?
全ての人に言える訳ではないですが、僕は「FIREしてもその人の人生は暇にはならず、むしろ充実し、幸せなものになる」と考えています。
分かりやすく言うと「FIREした人生は幸せ」だと考えています。
幸せの定義
その理由をお話しする前に、そもそも「幸せ」とはなんでしょうか。
僕は、幸せとは「お金がたくさんあり、高級車に乗り、毎日高級レストランに行き、どデカい別荘を所有することではない」と思っています。
僕の考える人生の幸せとは、お金の量ではなく、暮らしに満足しているかどうかだと思います。
コンパクトカーに乗り、家はそんなに大きくないけど、夜は家族揃って食卓を囲む。
そんな生活は、「幸せ」だと思いませんか?
また、結婚はしてないけど、バックパックひとつで世界中を旅して、日本では出来ないような様々な経験をしてる。
そんな暮らしは、「幸せ」じゃないですか?
僕はこれら2つの人生も「幸せ」だと思っています。
つまり、お金がなくても人は幸せになれます。
「FIRE」なんてしなくても人は幸せになれるんです。
FIREする人とは
ここまできちんと読んでいただいた人なら、「FIREなんてしなくても人は幸せになれる」と言っているのに、冒頭では「FIREした人生は幸せ」と言っているのは何故か。と思われると思います。
それを説明するためにはまず「FIREする人はどんな人なのか」を考えてみましょう。
僕はFIREできる人というのは大きく2つの人種に分けられると思っています。
それは、「天賦の能力を備えているほんの一握りの天才」と、「アンテナを広く張り行動しているその他の凡人」です。
つまり、一部の天才を除きFIREしている人の殆どは「アンテナを広く張っている」と言うことです。
好奇心旺盛でアンテナを広く張っている人がFIREしたとして、自由に使える時間で暇を持て余すと思いますか?
おそらくそんな人は、FIREしたとしても、やりたい事で溢れていると思います。
お金は尽きることはないが、時間はいつか必ず尽きてしまいます。
「時間はどれだけあっても足りない」と考えていると思います。
まとめ
まとめると、FIREは誰にでも出来ることではない。
そして、様々な物事に対して「好奇心」があり、「行動力」もある。
その様な人がFIREを成し得てるんだと思います。
そして、彼らはFIREしたとて、退屈し人生を無駄にすることなどないのです。
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