ECOの現状🌱
近頃、世界中でECOについての関心が高まってきているように思います。
電気自動車や水素自動車
フットプリント、サプライチェーン
サステナブル、オーガニック、ビーガン
SDGs、WWF
ビットコインの電気代問題もありました。
僕の周りも例外ではなく、ECOやそれに関連する取り組みや製品がどんどん増えてます。
けど、あれって実際どうなんですかね?
僕は、ECOに紛れてかなりのビジネスECOが、その影に潜んでいると思っています。
そして今日は、令和のECO代名詞、エコバッグについて考察しようと思います。
環境問題に興味がない方、すぐ読めますのでこの機会にぜひ読んでみて下さい🙇♂️
環境問題に興味がある方、この記事はエコバッグに限定した記事です。
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ビニール袋とエコバッグ🌲
ご存知でしょうか?
2020年7月1日から、全国の小売店でレジ袋の有料化が義務付けられました。
そして、それに伴い普及してきたエコバッグ。
あれは本当にECOでしょうか?
エコバッグが本当にECOかはどうかひとまず置いておき、エコバッグの普及により淘汰されようとしている可哀想なプラスチック製レジ袋。
略してビニール袋。
あれは本当にECOじゃないのか?
この問題について考えてみようと思います。
まず、ビニール袋はポリエチレンという素材で出来ています。
そして、ビニール袋は大きく分けて以下の4つの理由で淘汰されつつあるのではないかと考えます。
①燃やす過程で有害物質が発生する
②石油や水などの資源を消費する
③使い捨て及び使用量が多い
④海洋プラゴミが問題となっている
これくらいでしょうか。
そしてこれらについて実際はどうなのか、お話しします。
実際のところ🌳
まず①
燃やす過程で有害物質が発生する件について
ポリエチレンは理論上、発生するのは二酸化炭素と水、そして熱。
ダイオキシンなどの有害物質は発生しない。
そして②
石油や水などの資源を消費する件について
石油精製時にポリエチレンは必然的にできるので、ポリエチレンを使用する方が資源の無駄がなく、エコ。
ポリエチレンは石油をガソリン、重油等に精製した残り・余りもの。
そして、ポリ袋の製造に必要な水の量は、紙袋の25分の1。
次に③
使い捨て及び使用量が多い件について
ポリ袋は見かけほどごみ問題にはならない。
目に見えるごみの1%未満、自治体のごみのわずか0.4%
ポリ袋はリユース率が高い。
最後に④
海洋プラゴミが問題となっている件について
容積ベースではポリ袋は海洋プラごみのわずか0.3%なのに、現在象徴的に非難されている。
原因と対策の大きさが乖離している。
つまり、レジ袋有料化による海洋プラごみ削減の効果は限定的。
海洋ポリ袋ごみがすべてレジ袋と仮定しても、最大でも容積ベースで海洋プラごみ全体の0.3%の削減止まりで、実質的な削減効果は非常に小さい。
日本のレジ袋使用量は年間一人当たり石油3リットル分。
海洋プラごみのうちポリ袋ゴミは、個数ベースでも0.6%
大切なこと🌴
ここまでのお話でどう思いましたか?
今の日本を含む先進国が行なっている取り組みは、だいたいどれもこんな感じです。
世界中でビジネスエコはめちゃくちゃ溢れてます。
大切なことは、「何が重要で何が重要でないか」だと思います。
これは環境問題だけではなく、人権問題や政治などにも同じことを当てはめることができます。
皆さん一人一人が、知り、学び、行動する事が大切なのではないでしょうか。
僕は、「好奇心と行動力こそが現代社会の全てにおいて大切」だと考えています。
何となく過ごす毎日に卒業しましょう。
ECOに関していきなり100点は出せないかも知れません。
それほどに環境問題は巨大で複雑です。
だいぶ前から、自然界や専門家が警鐘を鳴らし続けています。
それなのに、一人の力、一つの企業、一つの国で変化をもたらすにはあまりにも問題は大きく、そして困難です。
更に付け加えるなら、これらの問題が致命的になる時、僕たちはもう地球上にいません。
じゃあ何もしないのか。
100点は出せなくても、まずは一歩踏み出し、自己ベストを更新してみませんか?
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